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独紙評価:酒井高、失点関与で低評価

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攻撃で見せ場をつくるも…
攻撃で見せ場をつくるも…【写真:goal.com】

14日に行われたブンデスリーガ第16節、シュトゥットガルトはアウェーでのヴォルフスブルク戦を1-3で落とした。右サイドバックでフル出場したDF酒井高徳は、攻撃参加で良いプレーを見せるも、ヴォルフスブルクの3点目に関与している。

シュトゥットガルトが1点を追っていた78分、ヴォルフスブルクMFルイス・グスタボのスルーパスに途中出場のMFイヴァン・ペリシッチが反応。優位なポジションを取っていた酒井高が対応するも、クリアし切れなかったボールがペナルティーエリアに転がり込んだ。このボールを拾ったペリシッチのシュートはGKが一度阻止したものの、こぼれ球を押し込まれてリードを広げられている。

失点に絡んだ酒井高だが、70分にはマルティン・ハルニクとのワン・ツーからゴール前に低いクロスを上げ、77分にもペナルティーエリア内へのパスで好機を生み出すなど、攻撃参加において見せ場をつくっていた。しかしながら、ドイツ2大紙による評価では、失点の場面が大きく響いたようだ。

シュトゥットガルトの平均点が4の『ビルト』は、酒井高にMFイブラヒマ・トラオレ、セルジャン・サラレルとともに同チーム最低タイの5をつけている。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

一方『キッカー』(チーム平均点3.4)では4との採点。マッチリポートでは「(シュトゥットガルトが)押していた時間帯に、途中出場のペリシッチにボールをあげてしまった」とミスについて記述している。ただ最低点は、左サイドバックのDFコンスタンティン・ラウシュ(4.5)だった。

勝ち点19のシュトゥットガルトは10位で順位に変動なし。この試合で年内の日程は終了となり、冬季の中断期間を挟んだ来年1月29日に、第17節バイエルン・ミュンヘン戦に臨む。

Goal.com

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