連続欠場は体調不良、ノロウィルスか。チームメート、監督に愛されているマンU・香川

2014年01月01日(Wed)9時08分配信

シリーズ:フットボール母国の神髄
text by 森昌利 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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香川をかばったモイーズ監督

 例えば、後半の頭、3分に右サイドから入ったクロスボールがファーサイドの香川まで流れたチャンスがあった。しかし、体が前に突っ込んで、バランスを崩してスリップ。あげくにハンドボールを取られたシーン。

この場面に対し、「ねー。ああいうので物語ってるのかなっていうか。ああいうところでなんか、ハンドしちゃうっていうのが。ただ今日(点を)とれる雰囲気感じてたからいけるかなと思ったんですけど。悔しいですね」と話している声色は、さばさばとして明るい。

 とくに「ああいうところでなんか、ハンドしちゃうっていうのが」というところは苦笑まじり。自分の不運を笑う余裕もある。

 また最後の方で、「いやもう結果しかないでしょうね。コンディションは今週の練習でもすごく良いと感じてたし、その中で今日の試合でついてこなかった。それは自分の意識だったり精神的なところの問題だと思ってるんで、強く思って行きます」と語っているが、口調は極めてきっぱりしており、迷いがあるという感じは全くない。

 順番の記者二人が香川を囲んでいる間、僕は監督会見に出ていた。いつもなら、「今日のパフォーマンスをどう思う」と聞いただろうが、今回はもう少し香川の現状を掘り下げたかった。なので、ここはネガティブな質問をぶつけることにして、「シンジはインパクトを残すには苦しんでいたようだが」と尋ねた。

 するとモイーズ監督は、「戻って来て最初の試合だったので、(試合に)関わるのにちょっと苦労した。前に話したように、病気から回復したばかりで、まだ思うようなトレーニングができていない。少し時間をかければ良くなる」と話し、香川はまだ回復途上であることを明かして、結果が出なかったことをかばった。

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