連続欠場は体調不良、ノロウィルスか。チームメート、監督に愛されているマンU・香川

謎の体調不良で欠場が続いた12月。香川の移籍報道が再燃したが、本人の表情は非常に穏やかだ。2014年のブラジルW杯イヤーを目前に迎え、マンチェスター・Uにおける日本のNO.10の立ち位置を探る。

2014年01月01日(Wed)9時08分配信

シリーズ:フットボール母国の神髄
text by 森昌利 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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戦列から離れすぎた香川

 ロンドンから北東約180キロに位置するノリッジは、人口13万人ほどのこじんまりとした市(シティ)だ。無論クラブの規模は小さい。しかしこの街のサポーターは熱く、市の規模に逆らうように、プレミアで健闘する。12月28日、今年最後となったマンチェスター・Uの公式戦がここで行われた。

 僕は少しナーバスだった。今月、香川が戦列から遠のき過ぎていたからだ。

 確かに12月4日のエバートン戦後、救急車騒動に発展した“病気”があった。しかし病名は今もはっきりせず。その後、出場した試合は10日に行われたドネツクとの欧州CL戦だけ。15日のアストンビラ戦にはチームに帯同しなかった。試合後モイーズ監督は、「まだ病気が治りきっていない。体調を崩した」と話して、香川の不在を説明した。

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12月の香川はベンチで過ごす時間が多かった【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 18日、ストークとのリーグ杯準々決勝にはベンチに入った。しかし出場機会はなし。その後、21日ウエストハム戦、26日ハル戦もベンチから眺めるだけで試合を終えていた。

 プレミアの年末年始日程は過酷で知られている。そんな中、欧州CL戦に加え、リーグ杯準決勝も加わり、マンチェスター・Uはなんと、12月に9試合もの公式戦を戦った。

 さらにノリッジ戦ではファン・ペルシーに加え、ルーニーも故障者リストにその名を加え、バレンシアが出場停止。普通に考えれば香川の先発は必至だった。

 ところが、僕には一抹の不安があった。先月、香川の移籍を否定するコラムを書いてはいたが、12月の体調不良で多少状況は変わっていた。

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