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ナポリがドロー フィオレンティーナはマトリの活躍で快勝

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ミランから移籍のストライカーが2G1A
ミランから移籍のストライカーが2G1A【写真:goal.com】

19日に行われたセリエA第20節、ボローニャ対ナポリの一戦は、2-2のドローに終わった。

前日に勝利した首位ユヴェントス、2位ローマについていきたいナポリ。だが、37分にディアマンティのクロスからビアンキのヘッドで先制を許してしまう。前半終了間際、レベイエールのフィードからカジェホンが決定機を手にしたが、ヘディングシュートはクロスバーの上へと外れた。

ベニテス監督は後半に入って58分、パンデフに代えてハムシクを投入。すると、直後にメルテンスのFK、イグアインのヘッドと、立て続けにチャンスを演出する。そして60分、ジェマイリが倒されてPKを獲得。これをイグアインが確実に決め、試合を振り出しに戻した。

直後にメルテンスのFKがGKクルチを襲うなど、さらに勢いを増したナポリは、80分にショートカウンターから最後はカジェホンが右足シュートを決め、逆転に成功。さらに、2度目の警告でコネが退場となり、ボローニャが10人になったことで、数的アドバンテージも手にする。

ところが、ナポリはこのリードを守れなかった。アディショナルタイムにCKのボールが流れたところを再びビアンキに決められてしまう。逃げ切れなかったナポリは、ユーヴェとの勝ち点差が12、ローマとの差が4に広がった。

一方、4位フィオレンティーナは敵地でカターニアに3-0と勝利している。

フィオレンティーナはミランから加入し、先発出場したマトリが大活躍。25分、まずはポストプレーでマティアス・フェルナンデスのゴールをアシストすると、その3分後にはパスクアルのグラウンダーのクロスに合わせて初ゴールを記録。さらに41分、M・フェルナンデスのシュートのこぼれ球を押し込んで自身2点目を挙げた。

前半だけで3点を奪ったフィオレンティーナは、そのマトリをハーフタイムで下げたが、後半もカターニアにゴールを許さず。5試合連続となるクリーンシートで、監督が交代した最下位カターニアを相手に快勝している。

そのほか、前節ミランを下して注目されたサッスオーロは、ホームでトリノに0-2と黒星。アタランタはボナヴェントゥーラのゴールが決勝点となり、カリアリに1-0と勝利した。キエーヴォ対パルマの一戦は、アディショナルタイム弾で勝ち越したパルマが、2-1と競り勝っている。

Goal.com

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