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本田圭佑 10年前

ACミラン・セードルフ監督、サンプドリア戦での本田圭佑の先発を前日会見で明言

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「勇気を持って、試合に臨む大切さを再認識されられた」

――ターラブの活躍についてどう思いますか?

「実力がある選手だけど、若さ故にこれまで持続性に欠けていた。ミランに移籍してきてしばらくベンチを温めたが、ナポリ戦からはいいプレーを見せてくれるようになった」

――アトレティコ・マドリー戦では中盤のてこ入れで、試合の流れがよくなったのでしょうか?

「中盤を一人増やしたからだけではない。ピッチの11人の態度が、違いをみせたと思う。なぜならカカを前方へシフトして、ポーリとターラブが攻撃に加わることができた。

 これまでも他の試合でもそうしたかったが、刺激やモチベーション、勇気を持って、試合に臨む大切さを再認識されられた。アトレティコ相手にできなかったことを次の試合に出して欲しい。持続性を持たせることが大切だ。今度はリーグ戦でも見せてほしい」

――アトレティコ戦は残念ながらホームで敗れてしまいました。この結果をどう思いますか?

「まだ負けていない、結果はまだ出ていない(編注:CLはホーム&アウェイで行われ、アウェイでの第2戦が残っている)。最近いいゲームをしている、いい状態のチームとの対戦だった。チームが今より前進するために、サンプドリアでも継続性を見せたい」

――アトレティコ戦での失点についてどう思いますか?

「ゴールは、CKからのヘディングだった。サッカーでは運も必要だ。我々は運も悪かったが、もう少し注意が必要だった」

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