NZ戦23人から読み解くザックの意図。狙いは“オプション強化”、注目は主力よりも工藤や齋藤

3月5日に行われるニュージーランド戦に向けて、ザックジャパンのメンバー23人が発表された。果たしてこの試合、そしてその先に向けたザックの意図とは何か? コロンビアへの言及から狙いが見え隠れする。

2014年02月28日(Fri)11時48分配信

text by 河治良幸 photo Asuka Kudo / Football Channel
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「本物のアスリートが(W杯に)行くべきだ」

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アルベルト・ザッケローニ監督【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

「ベンチにいるメンバーも含めて実力があり、ベンチにいる選手の多くが試合の流れを変えることができる」。3月5日のニュージーランド戦に向けたメンバー発表の会見でザッケローニ監督がこう語ったのは、本大会の3試合目に対戦するコロンビアについてだ。

「現時点ではコロンビアが少し抜けていると感じている」とザッケローニ監督が評価するコロンビアは、エースのファルカオが膝の負傷で長期の離脱を強いられているものの、南米予選で彼の相棒を務めたグティエレス(リーベルプレート)をはじめ、ジャクソン・マルティネス(ポルト)、カルロス・バッカ(セビージャ)、ビクトール・イバルボ(カリアリ)、アドリアン・ラモス(ヘルタ・ベルリン)など、今をときめくストライカーがズラリと顔を揃える。

 中盤やDFラインにも多士済々のタレントが名を連ね、名将ペケルマンが操るカードのバリエーションは現時点で32カ国中でも1、2を争う。ザッケローニ監督も「コロンビアの監督は、試合の状況に応じて戦い方を変えたり、いろんなオプションを持つ選手を手元に置いている」と高く評価している。しかしながら、こうした言及はイタリア人指揮官が残る3ヶ月の中で強化したい部分であることも見え隠れする。

 ブラジルW杯に関しては「本物のアスリートが行くべきだ」と語るザッケローニ監督は、昨年のコンフェデレーションズカップは「W杯予選を戦い抜いたメンバーで戦った」と振り返った。

 その上で「ここからは本当のラストスパートが始まっていく。そのための激しい競争というのを選手たちには期待したい」と今回の23人に限らず、高いモチベーションを持ってアピールしていくことを要求した。そして最終的なメンバーは「誰もが約束されているわけではない」と強調したのだ。

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