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本田圭佑 10年前

ミラン監督がターラブ起用を示唆、本田の先発は不透明に。去就問題も一蹴「毎日8時間働き努力を欠いてない」

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「私の努力は欠いていない。今は結果を求めよう」

――去就問題が浮上していますが、自身が置かれている状況についてどう思っていますか?

「答えは哲学的になる……。難しい時、ストレスを受ける時もバランスを失わないという哲学が私にはある。新聞を読んで、嬉しくない内容が書かれている時もある。でも常に勝利の人生を築いてきた。ミラネッロでできるだけいい結果を出そうと、毎日8時間働いている。私の努力は欠いていない。今は結果を求めよう」

――ガッリアーニCEOとの関係は?

「我々には緊張感はない。ミランのためにいいことを常に話し合ってきた」

――フィオレンティーナについて

「みんなが楽しそうにサッカーをしている。前線にはビッグプレーヤーがいる。大きな敬意を持つにふさわしいチーム」

――欧州チャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーにミランは敗れた。イタリアとスペインに差を感じますか?

「スペインとイタリアはサッカーの違う文化がある。スペインはよりスペクタクルなサッカーをする。しかし、スペインでもミラン対ユーベ、インテル対ミラン、インテル対ユーベの試合は注目されている。

 セリエAはセリエBではない。世界で敬意を持たれている。サッカー選手もすべての環境が敬意に値する。しかし、向上させなければならないのは分かっている。現実の生活から離れられない。危機はそこにある。今後の方針にも影響している。

 新しいスタジアムの建設や投資は助けとなる。団結して協力して、イタリアのサッカーに世界中が興味を持ってくれるよう努力したいと思っている」

【了】

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