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香川真司 10年前

モイーズ、マタが香川を称賛「質の高い選手」。主力負傷欠場のバイエルン戦は今季最大のアピールの場に

ニューカッスルに快勝したマンチェスター・ユナイテッド。現地はマタと香川の連携に高い評価を与え、モイーズ監督も称賛した。だが、主力が不在であることを忘れてならない。彼らが復帰してきてもポジションを確保するためには、アピールを続けるしかない。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「香川も非常に良かった」(モイーズ)

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デイビッド・モイーズ監督【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 マンチェスター・ユナイテッドは5日、プレミアリーグ第33節でニューカッスルと敵地で対戦し、4-0で大勝した。

 ファン・ペルシー、ルーニーら主力FW陣を怪我で欠いたマンチェスターUは、前回のバイエルン戦から先発を一挙8人変えてこの試合に臨み、4-2-3-1のワントップにはエルナンデスが入り、2列目には左から香川、マタ、ヤングが並んだ。前半18分にヤングが指の脱臼でヤヌザイと交替すると、香川は右サイドに移った。

 3試合ぶりに先発した香川はチームの2点目の起点となり、3点目をアシストするなど、マタやエルナンデスと巧みな連携を見せ、相手の脅威となった。

 試合後、デビッド・モイーズ監督とマンオブザマッチに輝いたマタは次のように語った。

「プレミアリーグで完璧なパフォーマンスを見せたことが一番重要なこと。序盤はいいスタートを切ったが、最初の30分間は思い通りにいかなった。先制点を決めてからは、いいパフォーマンスを見せることができた。マタは素晴らしかった。

 最初の5・6試合で得点していなかったが、今日は2ゴール1アシストを記録したし、彼のプレーは試合ごとに良くなっている。香川も非常に良かったし、フレッチャーも良かった。我々はアウェーでの成績は良いが、それをホームでの試合に還元しようと努力している。今日もアウェーで結果を出すことができたことには満足している」(モイーズ監督)

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