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ACL、Jリーグ勢の決勝トーナメントの可能性を読む

text by 編集部

日本勢のなかでもっともラウンド16進出の可能性があるのは?

 日本勢のなかでもっとも有利な条件にいるのは、川崎フロンターレだろうか。現在2位につけており、明日22日に3位の韓国の蔚山現代とホーム等々力で対戦する。勝てば文句なしだが、フロンターレの場合は、引き分けでも突破が決まる。

 さらにもし負けても貴州人和がウェスタンシドニーに大量得点で勝てば生き残るが、この可能性を考えるのは現実的ではないだろう。負けなければ突破が決まると思っておけば良い。

 サンフレッチェ広島もホームゲームだ。23日に、勝ち点6で並ぶオーストラリアのセントラルコーストと対戦する。こちらの場合は、引き分けでは現在1位のFCソウルと、2位のセントラルコーストを上回ることができないため、勝利のみが求められる。

 厳しい戦いを強いられそうなのは、アウェイに乗り込む日本勢だろう。横浜F・マリノスとセレッソ大阪はどちらも中国に乗り込んでのタフなアウェイゲームだ。

 マリノスは22日に、前回の覇者・広州恒大と対戦。4チームすべてが勝ち点7で並ぶという稀に見る大混戦だが、敵地での広州恒大戦に勝てば、マリノスは突破が決まる。過去グループステージを一度も突破したことないマリノスは突破なるか。

 セレッソは23日に山東魯能に対戦。1位の韓国の浦項がすでに突破を決めており、勝ち点5で並ぶ3チームが2位の座を狙う。セレッソは公式戦6試合勝利なしと元気がない。タフな敵地で勝って弾みをつけたい。

 22日に川崎フロンターレと横浜Fマリノスは、23日にサンフレッチェ広島とセレッソ大阪が試合をする。日本勢4クラブの命運はいかに。

【了】

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