予備軍入りしたシュナイデルラン。サウサンプトンでも好プレー

　逆に、予備軍とはいえシュナイデルランの選出は嬉しいニュースだ。サウサンプトンでは、試合後の会見で地元記者から何度となくポチェッティーノ監督に「彼は十分に代表レベルだと思われるが、招集されないことをどう思うか？」という質問が飛んでいた。

　そのたびにアルゼンチン人の元名DFは、「わたしの目から見ても、彼は十分、代表で通用するレベル。デシャン監督のスタッフをお招きしたいくらいだ」と、シュナイデルランの力量に太鼓判を押していた。

　本人は「代表スタッフが視察に来た話は聞いたことがない。自分はまったく蚊帳の外だ」と半ば諦めモードだったが、デシャン監督いわく、彼のスタッフはしっかりと視察に足を運んでいたという。

　昨季、インターセプト、タックル数ともにリーグNo.1、パス成功率が84％と、ホールディングMFとして高い評価を受けた彼の活躍は、決して見過ごされてはいなかったというわけだ。

　ともあれ、ブラジル行きの切符を託されたメンバーが出そろった。テストマッチ初戦は、5月27日のノルウェー戦（スタッド・ド・フランス）だ。

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