韓国代表選手に聞くギリシャ攻略のイロハ「日本は勝てる。体は強いがワン・ツーについてこられない」

日本代表がグループリーグ二戦目で対峙するギリシャ代表の実力とは。今年3月に親善試合を戦った韓国代表キム・ジンス(アルビレックス新潟→ホッフェンハイムへ移籍)の率直な感想に耳を傾けてみた。(『フットボールサミット第21回 遠藤保仁、W杯を語る』より)

2014年06月19日(Thu)7時20分配信

text by 大中祐二 photo Getty Images
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【フットボールサミット第21回】掲載

3トップ左のサマラスへのロングボールが中心

韓国代表選手に聞くギリシャ攻略のイロハ「日本は勝てる。体は強いがワン・ツーについてこられない」
セルティックでプレーするサマラス。彼目がけたロングボールがギリシャの主要攻撃ルートだ【写真:Getty Images】

 キム・ジンス「仙台でJリーグの開幕戦があって(3月1日○2-1)、そのあと東京まで新幹線で移動して一泊し、翌朝11時のフライトでギリシャに向かいました。柏のハン・グギョンと一緒に。フランクフルトを経由してアテネまで、15時間くらいですかね。長かった。時間が掛かるのはわかっていることですが(笑)。

 ギリシャの情報は、事前にはほとんど持っていませんでした。知っている選手もセルティックでプレーするFWのサマラスだけでしたし。

 試合前のミーティングは、ギリシャ代表の数試合を分析した映像を交えて行われました。だいたい20分くらいですね。そんなに長いものじゃありません。

 そこで強調されたのは、ギリシャの選手の背の高さです。実際、試合でもロングボールが多かったんです。そしてみんな背が高いのですが、足下もうまい。ただ、瞬間的なスピードはそれほどでもなかったので、そこで韓国は優位に立つことができました。

 ギリシャのシステムは4-3-3で、3トップの左に入るサマラスが攻撃の中心でした。センターFWのミトログルも背の高い選手でしたが(188センチ)、基本的にロングボールをサマラスにどんどん集めて、そこでキープしたり、ヘディングで落としたりしてそこからの展開を狙うのがギリシャの攻撃でしたね」

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