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【W杯・試合採点】エクアドル対ホンジュラス(グループE)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

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エネル・バレンシア【写真:Getty Images】

GK 22 アレクサンデル・ドミンゲス 6.5点
 一度浮き球処理で怪しい対応をみせるが、それ以外は問題なし。失点シーンはノーチャンス。よく守った。

DF 2 ホルヘ・グアグア 5点
 ハイボールの対応が苦手で、今日も、自身の浮き球のクリアミスで一失点目をアシストしてしまった。

DF 3 フリクソン・エラソ 6.5点
 守備は無難にこなし、攻撃では、前線にロングフィードを供給した。

DF 4 ファン・カルロス・パレデス 7.5点
 見た目とプレースタイルが合致しない。一見、フィジカルに強い、足下が苦手な選手に見える。実際、フィジカルが強く、それを活かしたドリブルは魅力なのだが、実は短いパスも長いパスも精度が高く、何よりタイミングがいい。この日も低い位置からの組み立てに貢献した。また、彼の強引に打ったシュートが起点になり先制弾が生まれた。

DF 10 ワルテル・アジョビ 7点
 スイス戦に引き続き、またもやアシストをマーク。彼の左足から放たれるクロスは、綺麗な曲線を描いて飛んでいき、エネル・バレンシアのゴールを演出した。

MF 6 クリスティアン・ノボア 6.5点
 いいポジションにボールを受けて、パスをちらす。この日も攻撃の起点に。

MF 14 オスバルド・ミンダ 6.5点
 中盤のハードワーカー。体を張ってシュートをブロックするなど、守備面で貢献した。

MF 16 アントニオ・バレンシア 5点
 所属クラブ、マンチェスター・ユナイテッドでもそうだが、このエクアドル代表でも、レベルが高いチームが相手だと、プレーの選択肢が少ないため、簡単に読まれて止められてしまう。この日も存在感薄。

FW 7 ジェフェルソン・モンテーロ 6.5点
 攻撃では、ドリブルで相手を切り裂き、守備でも、前線プレスをさぼらず。対面するベッケルスにとって常に怖い存在だった。

FW 11 フェリペ・カイセド 6.5点
 点はとれなかったが、体をはったいいポストプレーでチームに貢献した。

FW 13 エネル・バレンシア 8点
 相手の逆をとるボールタッチ、裏に抜け出すオフザボールの動き、サイドに流れてのキープ力、いいポジショニングで競り勝つ空中戦、そして得点感覚。豊富な武器を遺憾なく発揮。2点共に決め、逆転勝利に貢献。マンチェスター・ユナイテッドレベルの活躍したのは、2試合共にエネルのほうだった。この試合のマン・オブ・ザ・マッチ。

交代選手

MF 8 エジソン・メンデス 6点
 終盤に投入され、逃げ切りに貢献した。

MF 23 カルロス・グルエソ 6点
 メンデス同様、守っての勝ち点3獲得に貢献。

DF 21 ガブリエル・アチリエル
 出場時間が短いため、評価不可。

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