23番目の選手の活躍、120分間脅威になるロッベン。“最高のグループ”になったオランダ、現地紙も賞賛

苦しみながらもベスト4に進出したオランダ。コスタリカ戦で勝利をたぐり寄せたのは、23番目の選手だった第3GKのクルル。見事なPKストップで勝利に現地メディアも興奮気味だ。大会前は評価が高くなかったオランダ。今、チームのムードは最高潮だ。

2014年07月07日(Mon)10時37分配信

text by 中田徹 photo Getty Images
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サッカー協会のノルマを達成したファン・ハール監督

23番目の選手の活躍、120分間脅威になるロッベン。“最高のグループ”になったオランダ、現地紙も賞賛
ルイス・ファン・ハール監督【写真:Getty Images】

 W杯ベスト4進出にオランダが歓喜に包まれている。コスタリカ戦翌朝、7月6日付『アルヘメーン・ダッハブラット』の1面トップは「サルバドールのセンセーション!!!」と感嘆符を3つ並べる大見出し。

 小見出しに「ユニーク! ファン・ハール監督はPK戦のためにゴールキーパーを投入」、「PKを2つストップしたティム・クルルがヒーローに」、「またしても準決勝。水曜日、サンパウロでアルゼンチン戦」と小見出しを3つ並べた。

 メキシコ戦の劇的な逆転勝利に続く、コスタリカ戦のドラマティックなPK勝ちに、「準々決勝のコスタリカ戦はまたしても決して忘れられない試合になった。予想のつかない展開。リザーブキーパーが2つのPKを止めた。PK用のスーパーサブ、クルル投入。このような選手交代は、W杯史上初めての事だった。このクルルが試合の主役を務め、ブライアン・ルイスとミカエル・ウマニャを止めた」と報じた。

『デ・テレフラーフ』紙は「ファン・ハール監督は目標達成」と報じた。2012年7月、オランダ代表監督に就任したファン・ハールに対し、KNVB(オランダサッカー協会)は“W杯ベスト4”というノルマを授けていた。

 今回のオランダはスペイン、チリと比べて戦力が大幅に劣るため、グループリーグ突破も難しいと見られていただけに、このベスト4は立派なもの。しかし、ファン・ハール監督は「確かにKNVBの要求は達成した。しかし、我々の目標はさらに高みにある」と優勝への意欲を示した。

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