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Jリーグ 10年前

【J1第20節プレビュー】真夏の戦いを制するのは

前節の結果を受けて、浦和と鳥栖が同率1位となる珍しい出来事が起きた。その下に目を移すと、勝点差1まで詰めてきた川崎Fや5連勝で一気に順位を上げたG大阪などが、上位2チームに次々と肉薄。混戦状態にさらに拍車を掛けている。今節は1位の浦和と6位の広島が対決。広島は王者として意地を見せられるのか。この試合を含め、以下の3試合をピックアップした。

text by Football LAB

浦和(1位)vs広島(6位)

【J1第20節プレビュー】真夏の戦いを制するのは
浦和の直近3試合のスコア経過

 前節の結果を受けて、浦和と鳥栖が同率1位となる珍しい出来事が起きた。その下に目を移すと、勝点差1まで詰めてきた川崎Fや5連勝で一気に順位を上げたG大阪などが、上位2チームに次々と肉薄。混戦状態にさらに拍車を掛けている。今節は1位の浦和と6位の広島が対決。広島は王者として意地を見せられるのか。この試合を含め、以下の3試合をピックアップした。

 前半に先制点を挙げているものの、3試合連続で勝利のない浦和。リードを奪った後、特に後半の戦い方を修正する必要があるだろう。

 対する広島は途中出場選手のゴール数がリーグ2位であり、その弱みに付け込むだけの要素は持っている。その中でも、前節決勝ゴールを奪ったルーキーの皆川には注目だ。15節にJリーグデビューを果たすと、5試合連続で出場。与えられている時間は短いが、ここまで2ゴールを決め、結果を残している。

 とりわけ、敵陣ペナルティエリア内での空中戦勝率を見ても分かるように、ハイボールに対する強さは抜群で、新たな攻撃のオプションとして存在感を発揮。この試合はベンチワークが勝敗を分けるカギとなるかもしれない。

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