主力の移籍? 監督の手腕?“常勝軍団”I神戸、5位低迷の理由。崖っぷちからの復活はあるのか?

“常勝軍団”INAC神戸レオネッサが低迷している。今季、レギュラーシリーズでは5位。エキサイティングシリーズへの進出は決めたものの、7敗を喫して07年以来最多の負け数を記録した。その要因はどこにあるのだろうか?

2014年08月22日(Fri)11時16分配信

text by 馬見新拓郎 photo Getty Images
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9勝2分7敗で5位。昨季4冠からまさかの低迷

「今季のINACはなぜ勝てないのか?」

主力の移籍? 監督の手腕?“常勝軍団”I神戸、5位低迷の理由。崖っぷちからの復活はあるのか?
昨季4冠を達成したINAC神戸レオネッサだが…【写真:Getty Images】

 筆者は様々な取材場所で、様々な方からこの質問を受けてきた。頻繁に女子サッカーを取材されていない報道関係者や、プレナスなでしこリーグの他チーム関係者、スタッフ、選手、女子サッカーファンと、挨拶を済ませた後の『開口二番』は、この質問であることも少なくなかった。

 それだけ、昨季4冠を達成したINAC神戸レオネッサ(以下、I神戸)の今季の低迷は、世間の関心を集めているという証明である。

 なでしこリーグは現在、2回戦総当たりで行われたレギュラーシリーズ18節を終え、今週末のなでしこリーグオールスターを挟んで来週末からエキサイティングシリーズが開始される。

 I神戸はレギュラーシリーズを9勝2分7敗で終えて勝ち越しはしたものの5位に沈み、エキサイティングシリーズ・上位リーグ進出の条件である6位以内を、最終節まで確定させることができなかった。

 年間試合数の上下はあるが、これはI神戸が1部に昇格して間もない2007年シーズン以来最多の負け数だ。

 主力選手の退団、監督采配、戦術浸透、経験値の多少、メンタルコントロールと、低迷の原因は複数あると、筆者は考える。特に今季は好不調の波が非常に激しかった。上位を狙うチームに競り勝てないだけでなく、中位以下のチームとの対戦で勝ち点を取りこぼしたことが直接的な原因だ。

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