「日本のプレーに関して予想外の驚きは何もなかった」前コートジボワール代表監督が語る、日本戦のキーポイント

『フットボール批評issue01』(カンゼン、9月4日発売)では、W杯で日本と対戦した前コートジボワール代表監督のサブリ・ラムシにインタビューしている。日本はなぜ丸裸にされたのか? 一部抜粋して掲載する(翻訳 田村修一)。

2014年09月12日(Fri)10時00分配信

text by パスカル・フェレ photo Getty Images
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特に注意していたのは左サイドの長友と香川

――日本戦のキーポイントはどこにあったのでしょうか?

「日本のプレーに関して予想外の驚きは何もなかった」前コートジボワール代表監督が語る、日本戦のキーポイント
コートジボワール代表監督のサブリ・ラムシ氏は日本をどう分析したのか【写真:Getty Images】

 まず集中して試合に入り、何が起こっても驚かないこと。それからコンパクトな守備のブロックを保って相手にスペースを与えないこと。そして効果的にボールを奪うこと。このやり方を徹底したから、日本は得意とするコレクティブな攻撃を、とりわけ中盤とサイドで繰り出すことができなかった。

 それに対してわれわれの攻撃は、ボールを奪った後はとにかく速く縦に運ぶことを選手に徹底させた。それもできる限り、高く張っている日本の両サイドの裏側にボールを通すように指示した。相手の守りの弱点をうまく突きたかったし、そこにボールがいけば中央のディフェンダーたちも後ろに下がりながらの守備になるからね。

――日本のどこを一番警戒していましたか?

 サイドからのコレクティブな攻撃と、前にボールを運ぶスピードだ。それからセットプレーに関しては、絶対に集中を切らさないように選手に指示した。何人かの選手が、複雑なコンビネーションを用いながら攻撃を仕掛けてくるのがわかっていたからだ。個人では、左サイドの長友と香川を特に注意するように言った。それから本田に対しても自由を与えたくなかった。だから彼がボールを受けるときはなるべく誰かが背後について、前を向かせないようにした。彼がゴールに向かってボールを持ったときに、日本のプレーが加速化するからだ。

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