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香川真司 10年前

復帰戦で先発確実、ドイツで過熱する香川への報道。監督・仲間・フロント、そして8万人のファンが大きな期待を抱く

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「カガワはバイエルンに対する楽しみなオフェンスである!」

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クロップは「我々はこれから2~3週間も待つことは出来ない。シンジは今や我々にとって、確かに、まさしく、極めて重要だ」と説明する【写真:Getty Images】

 周囲の香川への期待は日々高まっていくばかりだが、マンチェスターからの帰還者に誰よりも望みを託しているのは、他ならぬボルシア・ドルトムントの指揮官ユルゲン・クロップだ。

 10日付けのシュポルトビルト紙は「カガワはバイエルンに対する楽しみなオフェンスである!」とした。同紙でクロップは「彼はとても、とても優れた選手だ。我々をさらに良くするだろう。彼が再びここにいるということは、とてつもなく素晴らしいことだ」と語っている。

 そして7日に行われた欧州選手権予選ドイツ対スコットランド戦において、ドルトムントの中心選手であるマルコ・ロイスが負傷しておよそ4週間の離脱となったことで、香川への期待に一層の拍車がかかっている。

 11日付のキッカー紙は「彼(香川)はボルシアのクリエイティブな中心においてロイスの代わりを務める」として、ロイスの代役としての香川を「鍵となる役割」と記した。同紙に対してクロップは「我々はこれから2~3週間も待つことは出来ない。シンジは今や我々にとって、確かに、まさしく、極めて重要だ」と説明する。

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