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香川、復帰初戦でゴール!ドルトムントに勝利をもたらす

text by 編集部 photo by Getty Images

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復帰初戦で初得点を挙げた香川真司【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガの14-15シーズン第3節が行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、ホームでフライブルクと対戦した。

 ドイツ代表のロイスを怪我で欠く中、復帰初戦の香川はトップ下でスタメン出場を果たした。

 シグナル・イドゥナ・パークの大声援を受ける香川は、前半立ち上がりに左足を振り抜き、チーム初シュートを放つ。

 21分には、グロスクロイツが抜け出しGKと一対一になるも折り返しはDFにカットされる。

 香川も相手バイタルエリアへ侵入するなど積極的な姿勢を見せるが、ドルトムントとしてはロイス不在の影響もあり、決定機を作り出せない。

 それでも34分、ドルトムントが待望の先制点を奪う。

 香川の完璧なスルーパスに抜け出したグロスクロイツが左サイドから速いボールを入れると、ニアサイドでアドリアン・ラモスが合わせてネットを揺らした。

 そして、41分には香川が結果を残す。右サイドからの低いクロスをムヒタリアンがスルー、流れたボールを香川が右足で流し込み、復帰初戦で初得点を挙げた。

 2点のリードを奪ったドルトムントが後半も優勢に試合を進める。

 64分、足をつった香川はここでお役御免。インモービレと交代でピッチを後にした。この日1得点を挙げ、先制点の起点になった香川。自身にとってもチームにとっても素晴らしい復帰戦となった。

 代わって入ったインモービレは67分、ドリブルでDFをかわしてシュートを放つもGK正面でゴールならず。

 78分、ドルトムントはダメ押しの3点目を奪う。途中出場のオーバメヤンがカウンターから抜け出すと、快足を活かして持ち込みGKとの一対一をチップキックで沈めた。

 終盤に1点を返されたものの、ドルトムントが香川の復帰戦を勝利で飾った。

【了】

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