日本代表は14日、シンガポールのナショナル・スタジアムでブラジルと対戦。FWネイマールに4得点を決められて0-4と完敗を喫した。

　DF塩谷司（サンフレッチェ広島）は、10日のジャマイカ戦に続いて2試合連続で先発出場。代表デビュー戦の前回は無失点で終えたものの、この試合では4失点を喫したため「力の差はやっぱりあった」と実力の違いを痛感した様子。

　今後、その実力差を埋めるためには「技術的にはこの歳になってメチャメチャうまくなるかって言ったらそうではない」とした上で「体の強さなどフィジカルの面や、ゲームの流れを読む力とかラインコントロールなど戦術的な部分でもっと賢くならなきゃいけない」と語った。

　“ゲームの流れを読む力”という点では、この試合では中盤でボールを奪われてDFラインの裏に抜けられるシーンが多く見られたため「ラインを下げるのか、止めるかの判断は１つ間違えたら今日みたいな失点になる」と反省した。

　とはいえ、塩谷にとってこの試合は代表2戦目だっただけに「ブラジルは遥か彼方だと思うし、点差が物語っている」と自らの立ち位置を明確にしつつ「ここからどこまで詰められるかは自分次第。普段から高い意識を持って取り組んでいきたい」と成長を誓った。

【了】

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