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アギーレ監督、ホンジュラス&豪州戦は「勝ちに行く」。アジア杯選考基準は「複数ポジションをこなすこと」

text by 編集部 photo by dan orlowitz

アギーレ監督、ホンジュラス&豪州戦は「勝ちに行く」。アジア杯選考基準は「複数ポジションをこなすこと」
ハビエル・アギーレ監督【写真:ダン・オロウィッツ】

 日本代表のハビエル・アギーレ監督は5日、JFAハウスでホンジュラス戦(14日・豊田)とオーストラリア戦(18日・長居)に向けたメンバー23選手を発表した。

 1月のアジア杯前最後のテストマッチとなるが、アギーレ監督は10月の2試合から8選手を変更。今回の選考基準については「以前の4試合はウルグアイやブラジルとの対戦だったため、勝つのは難しいと考えた。そのためテストに当てたが、今回は勝ちに行くメンバーだ」と語った。

 その中で、招集リストには遠藤保仁や今野泰幸、長谷部誠といったベテラン勢の姿も。若手を積極的に起用したこれまでから一転しての人選には「年齢ではなく質が重要。彼らは経験豊富で若手の力にもなれる」と理由を明かした。

 選手たちにとって、この2試合はビッグトナーメントに出場するための最終選考となるが、選出されるための基準については「複数のポジションをこなせること」とし、「スペシャリストであるべきはGKのみ。香川はFWも出来るし、小林はサイドのMFも可能だ。森重は左右CBに加えて中盤でもプレー出来る」と評価した。

 しかし、今回の合宿では母国メキシコで行われる殿堂入りの表彰式のために途中離脱することが決定している。これに関しては「JFAの許可で離れる」とした上で、不在となる11日と12日の練習は「ゲリングコーチが指揮を執る。全て話し合っており、準備は出来ている」と問題ないことを強調した。

 そして、「アレックス・ファーガソン氏らとともに自国で認められるのは光栄なこと」と職務より“公用”を優先する理由を語った。

【了】

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