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クロップ監督、「我々は勝ち方を知っておく必要があった」。過密日程もメンバー固定は“安定感”を持たせるため

text by 編集部 photo by Getty Images

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ドルトムントはホームでガラタサライと対戦。4-1で勝利した【写真:Getty Images】

 チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節が現地時間4日に行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはホームでガラタサライと対戦。4-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。

 リーグとは裏腹に好調のCL。試合後、ユルゲン・クロップ監督は、4連勝で早々にグループリーグ突破が決定したことを素直に喜んでいる。さらに、過密日程の中でメンバーを入れ替えず、バイエルン・ミュンヘン戦と同じだったことについても説明した。ドイツ紙『ビルド』が5日付で伝えている。

 CLとリーグは別のものと話す同監督は「我々の状況では、まず成功という結果が必要だった」と、コメント。決勝トーナメント進出も大事なことだが、チームとして「勝ち方を知っておく必要があった」と、明かしている。そして、この試合の勝利によって「一歩先に進めることが出来た」と、チームとして前進できたと感じているようだ。さらに「チーム全体で勝利を喜びたい」と、話した。

 しかし、9日にはすぐリーグ戦があり、相手は今季まだ無敗で3位につけるボルシアMGをホームに迎える。過密日程で、前節のバイエルンに続いて難敵とあり、メンバーを入れ替えることも考えられた。

 それに対し、クロップ監督は「チームに必要なのは安定感だった」と、システム変更したばかりであり、固定したメンバーで精度を高めることを選択した様子。さらに「我々にはこの後5日間の時間がある」と、6日にヨーロッパリーグ(EL)があるボルシアMGよりも日程は有利だと考えている。

 同試合での怪我人も出ておらず、5日間の準備があるだけに次節も同じメンバーの可能性は高い。勝ち方を知り、勝利の味を覚えた選手たちで、今度はリーグ戦に勝利することに期待がかかる。

【了】

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