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バイエルン、負傷者だけで1億7100万ユーロの価値。ラームは骨折で長期離脱もノイアーは練習再開

text by 編集部 photo by Getty Images

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マヌエル・ノイアーが練習を再開した【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンのDFフィリップ・ラームが足首骨折で3ヶ月の重傷を負い、怪我人続出の中でGKのマヌエル・ノイアーが練習を再開した。19日の公式サイトが伝えている。

 18日のチーム練習でラームは右足首を骨折し、全治3ヶ月の重傷。さらに同日行われたスペイン代表との親善試合では、MFトーマス・ミュラーが22分に負傷交代するアクシデントに見舞われた。
 
 同試合前にはGKマヌエル・ノイアー、DFジェローム・ボアテングが負傷で代表から離脱しており、野戦病院と化しているバイエルン。

 その他の主なけが人はGKホセ・マヌエル・レイナ、トム・シュタルケ、DFホルガ―・バドシュトゥーバー、ダビド・アラバ、MFハビ・マルティネス、チアゴ・アルカンタラ、バスティアン・シュバインシュタイガー、FWクラウディオ・ピサーロと、上記の選手を加えると12人にも及んでいる。

 怪我人の市場価値だけで1億7100万ユーロ(約240億円)と2位ヴォルフスブルクの1チーム分に相当するという。

 MFフランク・リベリも「こんな最悪なシーズンは今まで経験したことがない」と、語っている。

 しかし、その中でシュバインシュタイガーはすでに全体練習に合流し、レイナも次週には復帰できる見込み。そして、ノイアーは19日から練習を再開しており、土曜日のホッフェンハイム戦に間に合う可能性が出てきた様子。第2、第3GKが負傷しているだけに明るいニュースとなっている。

 ただし、ミュラーについては臀部の打撲と診断されており、重症ではないものの次節の出場についてはまだ未定のようだ。

 チャンピオンズリーグ(CL)は決勝トーナメント進出を決めているが、過密日程には変わりはない。ジョゼップ・グアルディオラ監督は、選手のローテーションに頭を悩まされそうだ。

【了】

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