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全戦先発の乾、中2日も「最初からフルでやっていきたい」。ベンチへの信頼示す

text by 編集部 photo by Getty Images

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FW乾貴士【写真:Getty Images】

 アジア杯を戦う日本代表は22日、準々決勝UAE戦に向けた前日練習を行った。

 今大会、ハビエル・アギーレ監督によって3試合連続で先発メンバーに抜てきされているFW乾貴士。これまで代表に定着しきれていなかった中で掴んだチャンスに「スタメンから出られているのは光栄なこと。今まで本当になかったことなので、今は充実している」と語った。

 さらに、ヨルダン戦ではネットを揺らしながら香川のクロスがゴールラインを割ったと判定されたものの、良い形での攻撃に絡むなどインパクトを残したことには「ああいう場面をもっと増やしていかないといけない」と継続することの重要性を述べた。

 それでも、ここまで無得点という個人成績には「結果を出さないともう次はない。まずはここで優勝という結果を残して、個人としても得点やアシストっていう結果を残したい。それがまた次につながるんじゃないかと思う」と、チームの勝利に目に見える形で貢献する意思を示した。

  UAEとの準々決勝はヨルダン戦からわずか中2日で迎えるだけに、3試合連続で先発している選手たちの体調が不安視される。とはいえ、乾はパレスチナとの初戦は45分、第2戦イラク戦は64分、そしてヨルダン戦は51分と3戦全てでMF清武弘嗣と途中交代している。

 それだけに、「すぐ変わったりしているので、前半からしっかり動きたいし、他の選手より動けると思う」とコンディション面に不安はないことを強調。

 さらに、「自分がバテても武藤も清武もいるし、控えには良い選手がいっぱいいる」と、ベンチメンバーへの信頼を示すとともに「90分持つつもりじゃなく、最初からフルでやっていきたい」と、キックオフから全力でプレーする意欲を見せた。

【了】

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