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“PK職人”不在響く。遠藤、失敗の本田&香川に理解「メンタル弱いとは思わない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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MF遠藤保仁【写真:Getty Images】

【日本 1-1(PK4-5) UAE アジア杯準々決勝】

 AFCアジアカップの準々決勝、日本対UAEの試合が23日に行われ、日本代表はPK戦の末に敗戦。目標としていた連覇は達成できず、ベスト8で敗退となった。

 3試合連続で先発となったMF遠藤保仁。しかし、ヨルダン戦から中2日という日程からか疲労の色を隠せず、0-1とビハインドの54分にMF柴崎岳と交代でピッチを退いた。

 その後、チームは81分にその柴崎が決めて1-1としたものの、決勝点は奪えずPK戦に突入。日本でも屈指の“PK職人”である遠藤を欠いた日本は4-5で敗れた。

 この結果に遠藤は「プレッシャーは多分、みんなあったでしょうね。あとは蹴り慣れているかいないないかの差もある」とPK戦の難しさを語った。

 また、チームを背負う存在と期待された中でPKを失敗したFW本田圭佑とMF香川真司についても「みんな同じプレッシャー。『外したら』というのはどうしても考える。2人ともメンタルが弱いとは思わないし、技術もある」と、その胸中に理解を示した。

 チームは連覇を目指していながら、この結果によって大会を去る。それでも、遠藤は「W杯よりもポジティブ」と前向き。

 その理由として「この試合も含めて試合内容が徐々に向上してきた中で相手にもほとんどシュートを打たれていない」とし、「それで負けるのも悔しいけど、今回は良いチャレンジが出来た」と、今後へつながる大会となることに期待を寄せた。

【了】

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