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ヘルタ、残留争いの直接対決で敗戦。細貝は累積、原口はベンチ入りも出番なし

text by 編集部 photo by Getty Images

ヘルタ、残留争いの直接対決で敗戦。原口はベンチ入りも出番なし

この日2得点のFWフランコ・ディ・サント【写真:Getty Images】

【ブレーメン2-0ヘルタ・ベルリン ブンデスリーガ 第18節】

 ブンデスリーガ1部の第18節が現地時間1日に開催され、MF細貝萌と原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはアウェイでブレーメンと対戦している。

 細貝は累積警告により出場停止、原口はベンチ入りしたが出番は無かった。

 前半戦を14位と厳しい状況で折り返したヘルタ。どうにか巻き返したい再開初戦は残留争いのライバルであるブレーメンとの対戦となった。

 どちらも負けられない一戦で最初にチャンスを得たのはホームのブレーメン。6分に新加入ヴェスターゴーアがあいさつ代わりにミドルシュート。これは惜しくもゴール右に外れる。

 対するヘルタもカウンターからゴールを狙おうとするが、シュートまで持ち込むことが出来ない。

 ややブレーメンのペースで進んだ試合だったが、ヘルタのGKクラフトの好セーブもあり得点が奪えずにいた。

 スコアレスで前半を終えるかと思われた43分。PA内右サイドでゲブレ・セラシェからパスを受けたディ・サントが技ありのゴール。ブレーメンが先制し、前半を終えた。

 先制されたヘルタは後半から動く。シュルツとニーマイヤーに代えてファン・デン・ベルフ、ヌジェングの2選手を投入する。

 なんとか追いつきたいヘルタだったが、69分。右サイドを上がったフリッツからのクロスにディ・サントがジャピングボレー。この日2点目も技ありとなるゴールを決める。

 2点を失ったヘルタはチャンスらしいチャンスはほとんどなく、前半戦リーグ最多失点のブレーメンに得点を奪えず敗れた。

 ヘルタは黒星スタートとなり、最下位ボルシア・ドルトムントとは勝ち点差がわずか「2」のままとなり厳しい状況。対するブレーメンは残留争いから一歩前進した。

【了】

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