2015年の君たちは――。東京ヴェルディユース、花の92年組を追って:第13回 ―いつでもどこでも誰とでも

眩い光を放った東京ヴェルディユースの92年組。プロに進んだ者もいれば、大学に進んだ者もいる。彼らの足跡を追う。

2015年02月04日(Wed)15時00分配信

シリーズ:2015年の君たちは――。東京ヴェルディユース、花の92年組を追って
text by 海江田哲朗 photo Tetsuro Kaieda
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兄と別れ、ステップアップを選んだ菜入

2015年の君たちは――。東京ヴェルディユース、花の92年組を追って:第13回 ―いつでもどこでも誰とでも
松本山雅に移籍したキローラン菜入(左)と東京ヴェルディのキローラン木鈴(右)【写真:海江田哲朗】

 1月9日、3つの吉報が同時に届いた。まず、東京ヴェルディを契約満了となったキローラン菜入の移籍先が松本山雅FCと発表された。

「新しい環境で、しかもJ1のチームですから簡単ではないのはわかっています。知らない世界に飛び込んでいく感覚は新鮮に思える。勝負してきます」(菜入)

「やってやれよ。いずれ、おまえを切ったことをクラブは後悔するだろうさ」と力強く送り出したのは、双子の兄であるキローラン木鈴(東京ヴェルディ)である。昨年、木鈴が復帰したときは菜入が故障で戦線を離脱しており、とうとうふたりは同じピッチに立つことはなかった。次に会うときは、敵味方か。

 松澤香輝(早稲田大4年)はヴィッセル神戸への加入が決まった。年末、温泉に行き、風呂上がりに内定の報せが入ったそうだ。

「うれしいというよりホッとした気持ちのほうが強いですね。昨年、練習に参加させていただき、僕の頭には神戸しかなかったので。たったひとつのポジションを争うGKは甘くないですが、やるからには試合に出ることを念頭に置きます。いざチャンスが訪れたら、それを確実にものにしたい」(松澤)

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