女王バルサも「勝てない相手ではない」
――すでに公式戦デビューも果たしています。途中交代での初出場でした。
「自分が出たときにはチームメイトもすでに結構疲れて間延びしてしまっていて、ただ蹴るだけになっちゃって、自分がボールを追う形になっていました。その中でも周りの選手がどこに蹴ってくるか予測して動いて、自分がボールを収めていったら流れを変えられたのではないかと思います」
――バルセロナ戦は出場しませんでしたが、リーグ6連覇中の王者を目の当たりにしてどんなことを感じましたか。
「繋ぐ部分とか抜け出す動き、シュートを打つタイミングなどが全然違ったんですけど、ラージョもしっかり対応できている部分があったので、勝てない相手ではないと思いました」
――バルセロナ戦や、自身も出場した試合も含め、チームが今以上に強くなるには何が必要でしょうか。ご自身はチームにどんなことをもたらせるでしょうか。
「まず個の力、技術もだし体力も精神力も向上させる必要があります。そして最も重要なのは連動性です。攻撃に関して、連動できているときはチャンスや面白いプレーに繋がっているので、それをさらに増やすこと。守備に関してはもっと連動してチーム全体としてどこで奪いたいのかハッキリさせたり、粘り強さが必要になってくると思います」
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