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来季のCL出場を狙う10人の日本人選手達。欧州最高峰の舞台に立つのは?

text by 編集部 photo by Getty Images

自身初のCL出場を狙う日本人選手達

▽川島永嗣、小野裕二/スタンダール・リエージュ
 2人の日本人選手が所属するスタンダール・リエージュは勝ち点31で現在リーグ5位。首位クラブ・ブルージュ(38)とは勝ち点差があるものの、残り5試合を残しており逆転の可能性はある。見事優勝を飾れば来季のCLはグループステージから、2位で終えることが出来ればプレーオフからの参加となる。

▽南野拓実/レッドブル・ザルツブルク
 6試合を残し、勝ち点61で首位に立つザルツブルク。2位ラピド・ウィーン(53)を大きくリードしており、2連覇は目前となっている。国内王者予選3回戦に臨むことになりそうだ。

▽ハーフナー・マイク、田中亜土夢/HJKヘルシンキ
 昨季のリーグ戦で6連覇を達成したヘルシンキ。すでに4月から新しいシーズンが始まっているが、来季のCLは国内王者予選2回戦から参加することになる。

▽加藤恒平/FKルダル・プリェブリャ
 日本人には馴染みのないモンテネグロ1部リーグだが、首位を走るFKルダル・プリェブリャにも日本人選手が所属している。勝ち点64で2位FKスティエスカ(58)を引き離しており、かつては町田ゼルビアにも所属していた加藤は国内王者予選2回戦に挑む可能性が高そうだ。

▽吉田麻也/サウサンプトン
 リーグで好調を維持してきた7位サウサンプトン(57)だが、4位マンチェスター・ユナイテッド(65)との勝ち点差は大きい。だが、まだ4試合が残されており、数字上はCL出場権を狙うことは可能だ。リバプールやトッテナムなどライバルは多く、厳しい状況ではあるが、吉田は自身初となるCL出場を果たすことが出来るのだろうか。

 香川真司のドルトムントや本田圭佑のミランなど、日本人選手が所属するビッグクラブの多くは不振によりCLへの出場権を失っているが、来季のCLではこの10人の活躍を見ることが出来るのだろうか。

【了】

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