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SBで奮闘の有吉、初の世界大会は「夢の中にいる感じだった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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右サイドバックとして効果的なプレーを何度も見せた有吉佐織【写真:Getty Images】

【なでしこジャパン2-5アメリカ代表 カナダ女子W杯決勝】

 なでしこジャパンは現地時間5日、カナダで開催されている女子W杯の決勝戦でアメリカと対戦し、2-5で敗れた。

 この日はボランチとしてだけでなく、最終ラインの一角も担った宇津木瑠美は「まだまだ手が届きそうで届かないというのは現実としてあるんですけど、決して無理ではないということも感じる。これからも継続してやっていきたい」と前を向く。

 そして、右サイドバックとして効果的なプレーを何度も見せた有吉佐織は「残念ですけど、これが実力差かなと思うので、しっかり受け止めて日本に帰ってからまた頑張りたい」と、さらなるレベルアップを誓った。

 有吉は大会最優秀選手の候補にも入った。今大会を振り返り「夢の中にいる感じだったんですけど、本当にみんなの支えがあって決勝まで来られた」チームメイトに感謝を示した。

 最後はアメリカに及ばなかったが、準優勝は称賛されるべき結果だ。「世界2位を誇りに持ちながらまだまだ成長していきたい」と宇津木はいう。女王の座奪還へ、戦いは始まっている。

【了】

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