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ドルトムント、新戦力初登場のユーベに快勝。香川は後半から出場

text by 編集部 photo by Getty Images

ドルトムント、新戦力初登場のユーベに快勝。香川は後半から出場
ユベントス戦に後半から出場した香川真司【写真:Getty Images】

【ドルトムント 2-0 ユベントス 親善試合】

 日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは25日、ユベントスと親善試合を戦い2-0と勝利を収めた。この試合で香川は後半から出場している。

 FWパウロ・ディバラ、FWマリオ・マンジュキッチが移籍後初出場となったユベントスは、ディバラをトップ下に置き、マンジュキッチとFWアルバロ・モラタが2トップを担う4-3-1-2でゲームに挑む。なお、MFサミ・ケディラは試合前の練習で負傷離脱してしまう。

 試合のペースを握るのはコンディションが整っているドルトムント。前線からの積極的なプレスからチャンスを作り出すも、GKジャンルイジ・ブッフォンが素晴らしいセービングで防ぐ時間帯が続く。

 それでも40分、左サイドに展開したボールの折り返しをピエール=エメリク・オーバメヤンが決めてドルトムントが先制。1-0でハーフタイムを迎える。

 後半からドルトムントは香川を投入。トップ下の位置で中盤と前線のリンクマンとしてプレーする。香川は得意の相手ディフェンスの間のスペースでボールを受け攻撃にリズムをつけていくが、未だコンディションは100%ではないようでトラップでボールが脚につききらない場面が目立つ。

 しかし、後半も変わらずドルトムントが攻勢をかけると、64分にはロングカウンターからFWマルコ・ロイスが80mを独走し追加点を奪う。香川はオフ・ザ・ボールの動きでロイスをうまくサポートした。

 このまま試合は2-0で終了。ドルトムントはトーマス・トゥヘル新監督によるチームの順調な成長ぶりを示した。

【得点者】
40分 1-0 オーバメヤン(ドルトムント)
64分 2-0 ロイス(ドルトムント)

【了】

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