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中国戦に集中するFW宇佐美。スルガ銀行杯は「全然考えていない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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宇佐美貴史【写真:Getty Images】

 東アジアカップを戦う日本代表は8日、中国との最終戦に向けて前日練習を行った。

 攻撃を牽引する存在として期待された宇佐美貴史だが、ここまでの2試合で結果を残すことはできなかった。最終戦での活躍が期待されるが、中国に関しては「やっぱりフィジカルを押し出してやってくるチームなんで、初戦のミスとかをしっかり教訓にしながらっていうイメージではいます」と述べた。

 所属するガンバ大阪は11日にスルガ銀行カップを控えている。過密日程となるが「全然考えていない」と中国戦に集中している。

「もちろん明日出番をもらえるならもらって、やっぱり勝利に貢献して勝って帰りたいですし、中1日でもやろうと思えばできると思う。リーベルとやれる機会もそうないとは思うし、まずは明日の試合しっかり全力で戦って、それから考えようかなと」

 中国を崩す上で、宇佐美はメリハリが大事だという。縦に速く攻めることも大事だが「保持しながらゆっくりと遅攻で攻めていくっていうシーンも多くなると思う」と展望を語る。

 速攻でも遅攻でも、宇佐美には違いを生み出すことが求められる。本人もそのことはわかっており、「どういう状況で受けても自分のアイディアとか自分の質を攻撃の中で出せるようにしたい」と抱負を述べた。

【了】

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