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日本代表 9年前

【東ア杯を振り返る】選手が感じた危機感と監督が得た手応え。コメントから見える双方“温度差”

text by 編集部 photo by Getty Images

中国戦後(1-1の引き分け)

【東ア杯を振り返る】選手が感じた危機感と監督が得た手応え。コメントから見える双方“温度差”
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督

――試合を振り返って
「恐らく私たちの一番良い試合だった。今日の試合は本当に素晴らしいアクションがいくつかあった。この3試合を通して国内組の選手についてかなりよくわかった。真のA代表に入れる選手が何人か見つかった。彼らは私たちに多くの満足を与えてくれました」

――準備期間の短さなどを『言い訳』と報道されたことについて
「それに対しては少し怒りたい。この3試合を皆さん見られたと思いますけど、パワーが徐々に上がっていきました。それからオーガナイズの部分。ディフェンス面に関してもオフェンス面に関しても、今日は特に良いフットボールを日本はした。かなりハイレベルのアクションもしたのではないか。来シーズンのカレンダーでそれが反映されるのを願っているだけです。少し代表監督のアイディアも入れていただきたいと言っているだけです」

 

【東ア杯を振り返る】選手が感じた危機感と監督が得た手応え。コメントから見える双方“温度差”
MF武藤雄樹【写真:Getty Images】

MF武藤雄樹

――同点弾について
「自分の良さは出たと思いますし、レッズで良くやっている形だった。それをここでも出せて良かった。そこまで繋いでくれたみんなに感謝したい」

――試合を振り返って
「内容を見るとミスが多かった。もっともっと出来るという思いがある。チームを勝たせることができなかったのは悔しく思っている。(ハリルホジッチ監督から)他に3点取れるチャンスあったぞと言われた。そこで決めきれないところがまだまだ」

――初めてのA代表選出について
「自分でもできるという手応えは得ている。チームに帰って結果を出したい」

 

【東ア杯を振り返る】選手が感じた危機感と監督が得た手応え。コメントから見える双方“温度差”
FW宇佐美貴史【写真:Getty Images】

FW宇佐美貴史

――大会無得点に終わったことについて
「やっぱり点が取れない時にどう取るか。そういう部分を突き詰めていかないといけない。ドリブルで行くのか、右からのクロスで合わせに行くのか、カットインしてシュートなのか。サイドで出た時にもう少しバリエーションを多くやらないといけない」

【次ページ】最後に
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