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日本代表 9年前

長友が語ったインテル愛と日本代表への想い。カンボジアの壁に風穴を開ける“切り込み隊長”

text by 藤江直人 photo by Getty Images

ロシアワールドカップへ。日本代表への想い

長友が語ったインテル愛と日本代表への想い。カンボジアの壁に風穴を開ける“切り込み隊長”
長友は日本代表として戦うことに誇りを持っている【写真:Getty Images】

 ロシアの地で開催される3年後のワールドカップへ。日本代表に対する思いを長友は再確認した。

「日の丸を背負う誇りと情熱は常にもっている。年齢は関係ないし、ロシア大会へ向けて成長してきたい。ただ、先のことばかりを考えるのではなく、いまやるべきことをやらないと道はつながっていかないと思っている」

 カンボジア代表はおそらく5バックの陣形で、自陣深くに引いてゴール前の守りを徹底して固めてくる。シンガポール戦の悪夢を繰り返さないためにも、長友は明確なイメージを描いている。

「僕はサイドがカギになると思っている。サイドでどんどん仕掛けて、1対1の部分で勝っていけば、相手のマークもどんどんずれてきて、生じたスペースをどんどん突いていける。サイドバックなのでしっかりと守備をすることは当然ですし、相手は絶対にカウンターを狙ってくるので、そこを潰しながら自分の特徴でもある1対1で仕掛けていけば。

 相手の前でパスを回しているだけでは結局、崩すことはできない。ブラジルやアルゼンチンといった強豪国は、個々が1対1ではがして、相手のもう一人がカバーにこないといけない状況を作り出している。そういう勝負をどれだけできるか、だと思っています」

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