ハリルJ、攻撃活性化の鍵は? 求められる長谷部・山口の覚醒

2015年09月04日(Fri)7時01分配信

photo Getty Images
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長谷部・山口の覚醒が待たれる【写真:Getty Images】

【日本 3-0 カンボジア 2018年ロシアW杯アジア2次予選】

 3-0と快勝したものの、カンボジア戦後の選手たちは一様に不満を口にした。

「もう少し工夫しなきゃいけない。3点は満足できる数字じゃない」。そう答えたのは長谷部誠だ。中盤の一角として、山口蛍とコンビを組んだが、停滞する攻撃陣を活性化させられなかった。「サイドでのアイデアが必要。ダイレクトやワンツーが入ると崩せた部分もあった。もう少し増やさないと」と自ら分析する。

 引いた相手を崩すのは、どんなに格下であろうとも簡単ではない。ペナルティエリア内に人数が多くなると、スペースがなくなり、相手はマークしやすくなる。そういった時に中盤の選手が攻撃のアクセントとならなければならない。

 欧州ではマルキージオ(ユベントス)やビダル(バイエルン)ら一流選手は、機を見て前線に上がり、相手守備陣を乱すだけでなく、フィニッシャーとしてもチームに貢献する。先月、柏と対戦した広州恒大のパウリーニョもそういったクオリティを持つ選手だ。ミドルシュートの精度も高い。

 日本がさらに成長するためには、長谷部・山口のボランチコンビがレベルアップしなくてはならない。確実なプレーはもちろんのこと、時にイレギュラーなプレーを選択できる発想力が求められる。

 また、ミドルシュートもただ打てばいいだけではない。2人で合計6本のシュートを放ったが、ゴールには結びつかず、多くは枠を大きく外れた。枠内に飛ばしてこそ、はじめて相手の脅威となる。

 山口も「もっと精度を上げていかないと、こういう舞台になったときに上手く決まらない。色々積み重ねが出ると思うんで。そこをこれから自分の課題として持って帰ってやっていくしかない」と自覚している。

 ブラジルW杯でのギリシャのようにアジア以外の相手でもドン引きしてくることは珍しくない。そこを打破するには前線の力だけでは難しい。攻撃力アップに、ボランチの覚醒は不可欠だ。

【了】

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