フットボールチャンネル

明治安田生命がJリーグCSの特別協賛に決定。村井氏「サッカーの文化として根付く国に」

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel

明治安田生命がJリーグCSの特別協賛に決定。村井氏「サッカーの文化として根付く国に」
Jリーグチャンピオンシップの概要発表に出席した(左から)佐藤美希、村井満チェアマン、根岸秋男社長、槙野智章【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

 Jリーグは14日、明治安田生命保険相互会社が今年11月25日から開催予定の「2015 Jリーグチャンピオンシップ」を特別協賛としてサポートすると発表した。これに伴い大会名も『明治安田生命2015 Jリーグチャンピオンシップ』となる。

 今年からタイトルスポンサーとしてJリーグを協賛する明治安田生命保険相互会社の根岸秋男社長は同日に行われた記者会見でチャンピオンシップについて「応援してきた集大成というべき大会」と表現し、年間を通して応援したいという気持ちが今回の特別協賛に至ったと説明している。

 同社はリーグだけでなくJ1からJ3まで全52クラブとそれぞれスポンサー契約を締結し、従業員や顧客などの観戦促進活動にも取り組むなど、Jリーグに対して積極的なサポートを実現してきた。根岸氏も「Jリーグの発展や地域社会の活性化、スポーツを通じた子どもの健全育成に貢献できたのでは」と手応えを語っている。

 また、記者会見では「選ばれた勇者による、最高の栄誉を懸けた最後の大会」となるチャンピオンシップのタイトルマークもお披露目された。Jリーグの優勝シャーレを天井に掲げる闘技場を表したデザインで、マーク上部には「狭きを通り高みへ/苦難を経て栄光へ」を意味する「「PER ANGUSTA AD AUGUSTA」というラテン語のメッセージが刻まれている。

 同席したJリーグの村井満チェアマンは「今回新たな大会方式でいろいろな課題があるかもしれません。まだ完成されていないJリーグではありますが、こうしたチャレンジを重ねていく中で、よりよい、サッカーの文化として根付くような国にしてまいりたい」と難解な大会方式に賛否両論あるチャンピオンシップに理解を求めたが、新たなロゴマークとともにファンに受け入れられる大会となるだろうか。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top