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Jリーグ 9年前

いよいよ迎えるナビスコ杯決勝。聖杯を懸けた5つの名勝負

text by 編集部 photo by Getty Images

4.2010年:磐田 vs 広島

いよいよ迎えるナビスコ杯決勝。聖杯を懸けた5つの名勝負
値千金の同点弾を決めた2010年当時の前田遼一【写真:Getty Images】

 ナビスコ杯決勝史上、最も多くの得点が決まった打ち合いを制したのは磐田だった。

 磐田は1-2のビハインドを追ったまま試合が進み、国立競技場の時計の針は90分を指そうとしていた。しかし、その1分前に前田遼一の劇的な同点弾で試合を振り出しに戻し、延長戦へと突入する。

 しかし、延長前半で菅沼実、山崎亮平らのゴールで磐田がリードを広げる。槙野智章に1点差に詰められたが、再び前田のゴールで突き放した。接戦をモノにした磐田が12年ぶりにカップを掲げている。

【試合結果】
磐田 5-3 広島

【得点者】
1-0 36分 船谷圭祐(磐田)
1-1 43分 李忠成(広島)
1-2 48分 山岸智(広島)
2-2 89分 前田遼一(磐田)
3-2 102分 菅沼実(磐田)
4-2 104分 山崎亮平(磐田)
4-3 105+3分 槙野智章(広島)
5-3 109分 前田遼一(磐田)

【次ページ】5.2014年
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