フットボールチャンネル

PK失敗にOG…岡崎、4年連続最終戦得点逃すも初主将での勝利に「一番嬉しい」

text by 編集部 photo by Getty Images

PK失敗にOG…岡崎、4年連続最終戦得点逃すも初主将での勝利に「一番嬉しい」
岡崎慎司【写真:Getty Images】

【日本 2-0 カンボジア 2018年ロシアW杯アジア2次予選】

 後半開始早々の47分、日本はMF香川真司がペナルティエリア内でファウルを受けてPKを獲得。普段は主にFW本田圭佑が務めるが、この日はベンチスタートとなったため、キッカーを任されたのはFW岡崎慎司だった。

 しかし、これをGKに止められ失敗。その直後の51分にMF柏木陽介のFKからヘディングでゴールを奪ったかに見えたが、公式記録はオウンゴール。もちろん岡崎の競り合いによって生まれた得点ながら、4年連続となる日本代表の年内最終戦ゴールは記録できず、「ゴールを狙っていたんで決めたかった」と悔やんだ。

 それでもこの日は自身初となるキャプテンマークを巻いてのプレー。「初めてだったんで緊張したけど、一番試合に出ているし引っ張んなきゃいけない」と責任感を強くし、「チームの勝ちが一番嬉しい。次につながる試合ができた」とアウェイでの2-0という結果に一定の満足感を示した。

 この試合で日本は年内最終戦となった。2016年にはさらに強敵が揃う3次予選に臨むだけに、岡崎は「来年はもっと厳しい戦いが待っている。今日のような試合ではなく、もっと質の高く熱い試合ができれば」と向上している意欲を語った。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top