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【現地レポート】「掴みたい」。岡崎が吐露した本音。同僚ヴァーディーの記録的活躍に思うこと

text by Kozo Matsuzawa / 松澤浩三 photo by Getty Images

「僕はディフェンスじゃない。点で取り返したかった」

【現地レポート】「掴みたい」。岡崎が吐露した本音。同僚ヴァーディーの記録的活躍に思うこと
全体的に見ると、岡崎は試合には貢献したものの…【写真:Getty Images】

 本人は「気持ちも入っていた。立ち上がりからいいプレーが、自分としてはできていた」と話したが、決定的な場面は訪れなかった。さらに前半ロスタイムの敵CKの際に、岡崎がマークしていたバスティアン・シュバインシュタイガーに振り切られて同点ゴールを許してしまう。

「セットプレーで自分がマークしていた相手にやられるなんて。タイトにマークにつきすぎて、相手にうまくつかまれていたんですけど、後ろに入られて…。自分でも『やってしまった』というのはある。でも僕はディフェンスじゃない。やらなくてはいけないですけど、点で取り返したかった」

 しかしその願いはかなわずに、最終的には後半15分にベンチに退いている。全体的に見ると、岡崎は試合には貢献したものの決定的な仕事をすることはなく、目立った活躍はしていない。唯一のチャンスだった前半32分の場面でも、エリア内でDFに視界を妨げられてゴールを奪うことはできなかった。

「(ボールは)見えていなかったんですけど、ちょうど胸に来たのでコントロールはできた。ああいうところで狙っていかないといけない。一つでも見逃したらああいうことになる。そんなに多くチャンスは恵まれないと思うので、今は本当に少ないチャンスでも」

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