日本サッカー協会（JFA）は18日、来年1月からカタールで開催されるリオ五輪アジア最終予選を兼ねたAFC U-23選手権に臨むU-23日本代表メンバーを発表した。

　事前に50名の予備登録選手が発表されており、手倉森誠監督はこの中から最終登録メンバーを21名に絞り込んだ。残り2枠は発表されず、石垣島でのトレーニングキャンプで決定し、30日に発表される。

　21名には、A代表の常連になりつつある主将の遠藤航の他、福岡のJ1昇格に貢献した中村航輔らが選出。海外組の南野拓実と久保裕也はともにメンバー入りとなった。一方、浦和で活躍を続ける関根貴大は21名に入らなかった。

　最終登録メンバーは以下の通り。

▽GK
櫛引政敏（清水エスパルス）
杉本大地（京都サンガF.C.）
中村航輔（アビスパ福岡）

▽DF
松原健（アルビレックス新潟）
山中亮輔（柏レイソル）
亀川諒史（アビスパ福岡）
室屋成（明治大）
植田直通（鹿島アントラーズ）
岩波拓也（ヴィッセル神戸）
奈良竜樹（FC東京）

▽MF
大島僚太（川崎フロンターレ）
遠藤航（湘南ベルマーレ）
原川力（京都サンガF.C.）
井手口陽介（ガンバ大阪）
矢島慎也（ファジアーノ岡山）
中島翔哉（FC東京）
南野拓実（ザルツブルク）

▽FW
久保裕也（ヤングボーイズ）
浅野拓磨（サンフレッチェ広島）
鈴木武蔵（水戸ホーリーホック）
オナイウ阿道（ジェフユナイテッド千葉）

　日本はサウジアラビア、北朝鮮、タイと同じグループBに組み分けられている。グループ上位2ヶ国が決勝トーナメントに進出し、3チームがリオ五輪出場権を手にすることができる。

　若き日本代表は6大会連続となる五輪出場権を掴みとることができるだろうか。

【了】