ハリルJに漂う“内田ロス”。W酒井が内田篤人を超えるために必要なこと

2016年04月08日(Fri)10時00分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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奮闘を続ける2人の酒井だが……

酒井宏樹(左)と酒井高徳(右)
酒井宏樹(左)と酒井高徳(右)【写真:Getty Images】

 2次予選で右サイドバックを担ったのは、酒井宏樹(ハノーファー)、酒井高徳(HSV)、長友佑都(インテル)の3人。出場回数は酒井宏樹が5、酒井高徳が2、長友が1で、目下、宏樹がファーストチョイスとなっている。

 彼は今季ハノーファーでコンスタントに出場していて、走力や運動量を含めたコンディションのよさが光った。3月のアフガニスタン戦(埼玉)でチーム2点目につながるいい攻め上がりを見せた通り、攻撃に絡む回数も確かに増えてきた。

 とはいえ、最近のハノーファーでは失点の絡む場面が非常に目立つ。チーム自体が最下位に低迷し、最終ラインやボランチの構成が毎試合のように目まぐるしく変わる環境下だけに、やむを得ない部分もあるが、1対1で簡単にかわされたり、競り負けたりという個人のミスも少なくない。

 ハノーファーとの契約は今季限りで、チームが降格した場合、来季どこでプレーしているかも不透明なだけに、彼もやや不安要素があるのは事実だ。

 酒井高徳は今季移籍したHSVでシーズン当初、出場機会を得られず、11月のシンガポール・カンボジア2連戦は代表から漏れた。が、昨年末からクラブで定位置を勝ち取り、今年に入ってからコンスタントに出場。本来の躍動感と思い切りのよさが戻ってきた。

 その結果、3月2連戦では代表復帰を果たし、本田や香川真司(ドルトムント)ら主力とともにシリア戦にフル出場。「ちょっと緊張しましたけど、ピッチに立つ時に『ハンブルグでやっていることをしっかりやればいい』と自信を持っていけた。相手に的を絞らせないことをブンデスでも意識しているので、そこは考えながらやっていました」と本人も手ごたえをつかんだ様子だった。

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