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香川、3得点演出で独紙は及第点「短くて鋭い、エッジの効いたパス出した」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】

 DFBポカール(ドイツ杯)準決勝が現地時間20日に行われ、ドルトムントはヘルタ・ベルリンのホームに乗り込んで対戦。ゴンサロ・カストロなどがゴールを積み重ね、3-0の勝利をおさめている。この結果、ドルトムントが決勝進出を決めた。

 日本代表MF香川真司は先発起用され、フル出場を果たしている。先制点と2点目はクロスから、3点目は香川が起点となってゴールを演出し、全得点に絡む活躍を見せた。

 地元紙『ルール・ナハリヒテン』は、香川に対してやや高評価となる「2.5」を与え、得点を決めたカストロやマルコ・ロイス、ヘンリク・ムヒタリアンと同等の点数をつけている。チーム最高評価はマッツ・フンメルスとマルセル・シュメルツァーで「2,0」の評価を与えた。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)

 また、独紙『デア・ヴェステン』は、香川に対して「3,0」の及第点を与えている。寸評では「彼は稀にしか登場していないが、両方のゴールに関与していた。1点目は短くて鋭い、エッジの効いたパスを出し、ゴンサロ・カストロが得点を決めた。2点目はマルコ・ロイスの足に合わせるボールを出した」とコメントし、先制点と2点目に絡んだ場面を評価している。

 香川自身はゴールを決めることはできなかったが、勝利に貢献する働きをした。次は宿命のライバルとも言えるバイエルン・ミュンヘンと決勝戦で激突する。

【了】

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