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U-23日本代表、リオ五輪へ国内最終戦を快勝! 南アフリカを4-1で破る

text by 編集部 photo by Getty Images

日本代表
国内最終戦を快勝した日本代表【写真:Getty Images】

 【日本4-1南アフリカ キリンチャレンジカップ】

 リオ五輪を目前に控え、18人のメンバー発表が明後日に迫っているU-23日本代表は国内最終戦を戦った。相手はリオ五輪にも出場する南アフリカ。

 スターティングイレブンはGKが櫛引政敏、DFは右から室屋成、中谷進之介、植田直通、亀川諒史。MFには大島僚太、矢島慎也、野津田岳人、井手口陽介。FWに中島翔哉、浅野拓磨が名を連ねた。

 試合開始から南アフリカのスピードやパワーの前に後手に回ってしまうシーンがあった日本は30分に亀川がエリア内でのハンドを取られ、PKを与えてしまう。これをモトゥパに決められ先制を許す。

 しかし、その後は日本のゴールラッシュとなった。37分に抜け出した大島から中島が決め同点。45分に中島のサイドチェンジから矢島が時間を作り、オーバーラップをした室屋へ。室屋は矢島にマイナスのパスを送ると、矢島はこれを決めて逆転。チームの成熟度が表れたゴールであった。

 アディッショナルタイムにも浅野が高い位置でボールを奪いクロス。中島がヘッドで決めて3-1で前半を折り返す。

 手倉森監督はハーフタイムに野津田、井手口に代えて伊東純也、原川力を投入する。

 後半開始早々に浅野が追加点を挙げ、その後は日本のペースで試合を運ぶ。橋本拳人、豊川雄太、松原健、鈴木武蔵を投入し、明後日のメンバー発表に備えたテスト意味合いを強める。

 日本はブラジルと親善試合を行い、8月4日にナイジェリアとの初戦を迎える。

 メンバーを大きく入れ替えた日本はバランスを崩し、南アフリカに攻め込まれるシーンもあったものの、そのまま試合を4-1で終え、国内最終戦を見事に勝利を収めた。

 得点シーンを中心にチームの成熟度を見せた日本。リオ五輪の舞台で48年ぶりのメダル獲得が期待される。

【得点者】
30分 0-1 マトゥパ(南アフリカ)
37分 1-1 中島(日本)
44分 2-1 矢島(日本)
46分 3-1 中島(日本)
48分 4-1 浅野(日本)

【了】

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