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降格危機の名古屋、“ピクシーの右腕”がコーチ入閣。低迷脱却へ…「打破することが義務」

text by 編集部 photo by Getty Images

名古屋
名古屋はボスコ・ジュロブスキー氏がアシスタントコーチに就任した【写真:Getty Images】

 J1の名古屋グランパスは1日、セルビア人のボスコ・ジュロブスキー氏がアシスタントコーチに就任したことを発表した。

 ジュロブスキー氏は2008年から2013年までの6年間でも名古屋でアシスタントコーチを務めており、当時は“ピクシー”の愛称で親しまれたドラガン・ストイコビッチ監督の右腕として従事。2010年にはリーグ優勝も果たしている。

 その後はマケドニア代表監督を務めるも、2015年で解任となっている。ジュロブスキー氏は、名古屋のオフィシャルを通じて2度目のコーチ入閣への喜びを語っている。

「名古屋グランパスというクラブは私が6年間も在籍していたクラブなので、とても大事に思っています。今回、アシスタントコーチという立場で再びクラブやファン・サポーターの皆さんのお役に立つことが出来る機会を頂けたことを、クラブにも本当に感謝しています。今、名古屋グランパスが置かれている厳しい状況を打破することが私の義務だと感じています」

 名古屋は2ndステージ第6節を終えた段階でJ2降格圏内となる年間総合16位。2ndステージに入っても勝ち星がなく、クラブワースト記録となる14試合未勝利が続いている。

 Jリーグ発足時から加盟していた『オリジナル10』のうち、鹿島アントラーズと横浜F・マリノスと並んで一度もJ2に降格したことのない名門だが、今季はクラブ史上初の降格の危機に瀕している。

【了】

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