リオ五輪に臨む日本代表は、グループステージ初戦となるナイジェリア戦のスターティングメンバーを発表した。

　GKは櫛引政敏が務め、藤春廣輝、塩谷司、興梠慎三のオーバーエイジ組はいずれも先発。アーセナル移籍が決定した浅野拓磨、バックアップから本メンバー入りした鈴木武蔵らはベンチスタートとなった。

　先発メンバーは以下の通り。試合は日本時間10:00キックオフ予定。

▼GK
1.櫛引政敏（鹿島アントラーズ）

▼DF
4.藤春廣輝（ガンバ大阪）
6.塩谷司（サンフレッチェ広島）
2.室屋成（FC東京）
5.植田直通（鹿島アントラーズ）

▼MF
8.大島僚太（川崎フロンターレ）
3.遠藤航（浦和レッズ）
7.原川力（川崎フロンターレ）
10.中島翔哉（FC東京）
18.南野拓実（ザルツブルク）

▼FW
13.興梠慎三（浦和レッズ）

　日本代表の手倉森誠監督は前日会見で「ナイジェリア戦がメダルへのすべてだという覚悟でいく」と初戦の重要さを説いているように、短期決戦のグループステージでは初戦の結果が決勝トーナメント進出を大きく左右する。

　対するナイジェリアは相次ぐ飛行機トラブルによって出発が大幅に遅れ、キャンプ地のアトランタから試合当日にブラジルに到着している。

　コンディション面ではナイジェリアが不利になることが考えられるが、手倉森監督は「相手のアクシデントがどうこうというのは頭に入れるな。まずは自分たちがやってきた準備に対して自信を持て」と、前日会見で選手たちに発破をかけていた。

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