浅野に韓国メディアも称賛。「韓国も予選であの形でやられた覚えがある」
日本にとっては惜しい結果だった。日本時間8日、マナウスのアマゾニア・アレナで行われたグループリーグ第2試合で日本はコロンビアに2ゴールを先に許しながらも底力を発揮し、2-2と引き分けた。
前回の試合と同様、守備の乱れが目立った。藤春廣輝のオウンゴールは仕方ないとしても、1点目の失点は守備の甘い処理が生んだもったいないシーンだった。それでも攻撃陣の集中力こそ輝いた。中島翔哉、浅野拓磨の動きがコロンビアの守備に亀裂を入れたことは否めない。
浅野のプレーに韓国のメディアも賛辞を寄せている。本日の試合を生中継した韓国最大スポーツチャンネル『SBSスポーツ』(韓国で最も人気のあるイングリッシュ・プレミアリーグを中継している)のアナウンサー、ペ・ソンジェや解説のチャン・ジヒョンは浅野の動きに「アジア離れした才能」、「(アーセン・)ヴェンゲル監督がいい有望株を買ったようだ」と褒めた。
特にプレミアリーグに多識なチャン・ジヒョン解説は浅野の追撃ゴールに対して「韓国も予選であの形でやられた覚えがある。アーセナルでどれだけチャンスが巡ってくるかは分からないが、旺盛な運動量やラインを崩す動きだけは見もの」と高評価を与えた。