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バイエルン生え抜きエース、新指揮官に親近感を抱く「ペップはクレイジーだった」

text by 編集部 photo by Getty Images

トーマス・ミュラー
バイエルンのFWトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FWトーマス・ミュラーは、今季より指揮官に就任したカルロ・アンチェロッティ監督に親近感を抱いているようだ。27日付のドイツ紙『ビルト』が報じている。

 アンチェロッティ体制の新生バイエルンは、最高な形でブンデスリーガの幕を切った。バイエルンは、ブレーメンとの開幕戦で6-0と大勝。そこで同クラブの生え抜きであるミュラーは、昨季まで指揮を執っていた前任のジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)と比較しながらアンチェロッティ監督を称賛している。

 ミュラーは、「グアルディオラ監督は理想的な戦術案について毎日考えていたよ」と前任監督について話すと、「一方でアンチェロッティ監督は、より僕ら選手やチームの傍にいてくれている」と好感触な返答をした。

「ペップは彼の世界にいるんだ。まるで完璧なバランスをとるために、あらゆるゾーンで2メートルや3メートル選手を移動させることを一日中考えていたかのようだったよ。彼は良い意味でクレイジーだった」

 一方で、アンチェロッティ監督のトレーニング方法は全く異なるようだ。「アンチェロッティ監督とのトレーニングは楽しいよ。彼は選手たちに手を貸そうとするし、僕らの中心にいるんだ。彼と共にタイトルを獲りたい」と親近感を抱いている。

 グアルディオラ監督とアンチェロッティ監督。どちらも名将だが、アンチェロッティ監督の方が選手から好感を持たれているようだ。

【了】

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