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マンチェスター・ダービー激闘の歴史。優勝に直結する熱き”赤”と”水色”の戦い【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2011/2012シーズン プレミアリーグ第9節

エディン・ジェコ
6点目を挙げたジェコ【写真:Getty Images】

【2011/2012シーズン プレミアリーグ第9節 マンチェスター・ユナイテッド1-6マンチェスター・シティ】
 
 UAEの投資グループ、アブダビ・ユナイテッド・グループがオーナー権を取得してから4シーズン目。ロベルト・マンチーニが監督に就任してから1年半、前シーズンにはFAカップを制覇し、チャンピオンズリーグの出場権も獲得。夏の補強ではセルヒオ・アグエロ、サミル・ナスリら大型補強を敢行。プレミアリーグ優勝はノルマになっていた。

 8節を終わってシティは7勝1分の勝ち点22で首位。2位ユナイテッドとの勝ち点差2でオールド・トラッフォードに乗り込んだ。アグエロ、ダビド・シルバらが繰り出すコンビネーションの前にユナイテッドは翻弄され、22分にマリオ・バロッテリに先制点を許す。バロテッリは「why always me?」とプリントされたアンダーシャツを見せつけた。

 0-1で迎えた後半、47分にジョニー・エバンスが退場を宣告されるとシティはゴールラッシュを見せる。89分にエディン・ジェコが4点目を決めるなど4分間に3得点。結果1-6という歴史的な勝利を収めた。

 この勝利はマンチェスター=ユナイテッドという図式、シティとユナイテッドのライバル関係を大きく変えるターニングポイントとなるダービーになったといえるだろう。

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