2010/2011シーズン コパ・デル・レイ決勝
決勝ゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
【2010/2011シーズン コパ・デル・レイ決勝 バルセロナ0-1レアル・マドリー】
18日間でクラシコが4試合。”クアトロ・クラシコ”と言われた2011年4月16日から5月3日。グアルディオラは自分たちのスタイルを貫いたのに対し、ペペを中盤で起用し、バルセロナのパスワークを分断しようと試みたモウリーニョ。この試みが成功したのが2試合目となったコパ・デル・レイの決勝。
90分を戦い、どちらにもゴールは生まれず延長戦へ。試合を決めたのはレアルのエース、クリスティアーノ・ロナウド。102分にアンヘル・ディマリアから送られた左からのクロスにヘッドで合わせる。
クアトロ・クラシコは1勝1敗2分と五分の対戦成績となり、このシーズンはバルセロナがリーガとCL、レアルはコパ・デル・レイをそれぞれ制覇した。レアルにとっては2シーズンぶりの主要タイトル獲得となり、次シーズンのリーグタイトルへの礎となった。