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“モウとペップ”、マンチェスター・ダービーで再会。現代サッカーの二大名将、過去の直接対決を振り返る【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2011/2012シーズン リーガエスパニョーラ第35節

クリスティアーノ・ロナウド
レアルを3シーズンぶりのリーグ優勝に導いたクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

【2011/2012シーズン リーガエスパニョーラ第35節 バルセロナ1-2レアル・マドリー】

 第35節に迎えたクラシコは優勝を大きく左右する試合となった。2週間前まで10あったレアルとバルセロナの勝ち点差は4まで詰まっており、大逆転での優勝のためにバルセロナはカンプノウで勝たなければいけない試合であった。

 その望みを絶ち切ったのはクリスティアーノ・ロナウド。1-1で迎えた73分にメスト・エジルのスルーパスに反応し、落ち着いてゴールを奪う。グラウディオラにとってこの敗戦は、就任後初めてのカンプノウでのクラシコ敗戦となった。

 この試合に勝利したレアルはこの年リーガ史上最高となる勝ち点100、121得点を挙げて3シーズンぶりのリーガエスパニョーラを制覇。モウリーニョはイングランド、イタリア、スペインと3大リーグの優勝を経験した監督になった。

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