名古屋グランパスへ復帰した闘莉王【写真:Getty Images】
先月26日に古巣名古屋グランパスへ復帰した元日本代表DF田中マルクス闘莉王が、約10ヶ月ぶりに出場を果たすことになるようだ。9日に同クラブの公式サイトが報じている。
6シーズン過ごした古巣名古屋へ8ヶ月ぶりに戻って来た闘莉王が、9月10日に行われるJ1リーグ2ndステージ第11節のアルビレックス新潟戦に出場することになるようだ。そのことを現在チームの監督代行を務めるボスコ・ジュロヴスキー氏監督代行が明かしている。
同日記者会見を行ったジュロヴスキー氏は、「プレーするためにブラジルから来たので、もちろん起用します。もしかしたらまだ100%の状態じゃないかもしれませんが、彼がチームに大きな影響を与えると思います」と闘莉王が試合に出場することを明かした。
さらに、「闘莉王のコンディションは日に日に良くなっているので新潟戦ではしっかりと戦えると思います」と同選手の出場時間を限定しないことを告げると、「ただ、名古屋は闘莉王だけのチームではありません。他にも素晴らしい選手は揃っています」と続け、「全員が19時ジャストにスタジアムでファイティングスピリットを持って戦います」と新潟戦に向けて意気込みを語っている。
今季は大きく低迷し、クラブ史上初のJ2降格の危機に瀕している名古屋へ救世主として戻って来た闘莉王。約10ヶ月ぶりの出場だが、果たして期待に応えるパフォーマンスを披露することはできるだろうか。
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